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[巻頭言2020/10より] 金メダルを取るアスリートの育て方

Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2020年10月号)

金メダルを取るアスリートの育て方

 先日、たまたま東進本部提供トップセミナーの映像を見た。

 もともと、これは東進生を対象に定期的に開催している、各界で活躍する世界的第一人者の講演が、東進オンライン映像で聞けるというもの。その中で、2年ほど前の会になるが、日本の水泳オリンピックチームを指導した平井伯昌コーチのものを見た。平井コーチは、ご存じの通り北島康介選手をアテネ北京五輪2大会連続2種目金メダルに導き、現在はリオ五輪金メダリスト萩野公介選手のコーチである。

 東進の生徒向け(本部を運営する(株)ナガセはイトマンスイミングスクールも経営しているので、この会のときはイトマンのコーチも多数参加していたらしいが)に、受験や勉強にも通じる、コーチとして考えてきたことをお話しされていた。

 その中でコーチとして行きついたのは、技術指導から人間指導へということ。そのために「心技体」を一緒に育てるのだという。プレッシャーで最も崩れやすいのは「心」、一番難しいことは「いつも通り」。だが、本番当日ピークに持っていくのは、技術的なもの(練習で仕上げるもの)なら100%まで追い求められる(できないと世界一はとれない)が、身体的なもの(コンディション)は80~85%の調子がよいところで、100%でなければと考えるとプレッシャーで潰される。だから80~85%の調子に対して精神の充実で100%に持っていけるようにするが練習で重要。そのために、練習では、当たり前の水準を上げる、調子が悪いときでもそのときの力は出し切らせるのだそうだ。世界一をとったからわかる境地なのだろう。

 そして勉強の指導に活かせる具体的な指導方法のヒントもたくさんあった。目指す目標は違っても、私たちの指導と本質的な考え方は共通する。私たちの指導に積極的に活かしていきたい。(大学受験部の東進生の皆さんには、学部紹介として一流の研究者の研究内容のお話を聞ける機会をさまざまに用意しています。)

※この内容は2020/10塾だよりに掲載したものです。
 私たちも同じように「勉強の成果 = 心×質×量」で決まると考えている。
 その中でも、「心」の成長が一番難しい。だが、その分だけ、長期的にみると大きな効果がある。
 そんな「心」の指導ができるように、スタッフの「心」を育てるのが、今の私の一番の役目と考えている。
 「難しいから面白い」と挑戦する子供たちを育てられるように頑張ります!

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